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Rain Second 34

家まで一言も口を利かなかった。こんなこと初めてだ。
お互い気に入らないことがあっても、いつの間にか仲直りしてたのに。
ああ、そうか。たぶん俺がその気になってたのわかったんだな。・・・だからって。
お前だっていつもこんな世界で仕事してんだろ?

家に帰りつく。不機嫌そうに靴を脱ぐユノ。好き放題放り投げるのを仕方なく揃える。
俺に背中を向けたまま礼も言わずにつぶやく。
「もう店には来るな」
「・・・なんでだよ」
「仕事の邪魔だ」
珍しく荷物をベッドに放り投げる。
「何をそんなに・・・」
腕をつかむと、ユノは俺を一瞥して呆れたように笑う。
「結局どっちだっていいんだろう、お前は。女でも、男でも」
意味が分からない。言いたいことがあるならはっきり言えばいいのに。
「ミリが女ならよかったな。別に男でも、やるこた同じだろ。相手してやればいい」
「ユノ!」
俺の手を振り払って、ユノは部屋に行く。後をついていくと。
「何・・・して」
「やっぱさ、いつかはこうなる日が来るってわかってたんだ。俺たちは男同士だし、もともと男が好きなわけじゃ、ない」
でかいバッグに服を乱雑に詰め込んで。
「お前がどうしようが何しようが気にしないでいようって思ってた。俺はお前のことが好きだし、お前も俺をって、ずっと。
・・・でも、お前、目がマジだった。浮気で済むとは思えない」
「そんなつもり、ねえよ」
俺の言葉に、ユノは手を止める。俺を見上げて、寂しく笑って。

気づいてないのはお前だけだよ。俺にいつも、やきもち焼いてたふりして。
お前、結局新しい空気吸いたいだけだったんだよ。俺を見張るようなふりで。
女たちがお前に声かけるの、楽しかっただろ?

その目から大粒の涙がひとしずく、零れ落ちて。
今更ながら気づく。確かに俺は、お前を見張りに行くつもりでいながら。
心のどこかでそういう出会いを期待してた。でもそれは、俺にそんな経験がなかったから。

言い返せないのか。ユノはそのひとしずくだけで涙を収めた。
一つも畳めていない服が口からはみ出したままのバッグを持って、ユノが出ていく。

テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

プロフィール

sui2618

Author:sui2618
東方神起ミンホ/ホミンBL。東方神起はふたり。ALLユノペン、ホミンペン、BUT迷彩チャミペン、エロチャミペン、ショタチャミペン。

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