Rain Second 28

帰ろう、早く、大好きなあいつの元へ。
どうせ帰ったって俺が待つ側なんだけど。
待つのは疲れたよ、ユノ。お前が家に帰るのを、待ちくたびれたわけじゃないんだ。

お前が本気で俺を愛してくれるまで、ずっと待っていたんだよ。

お前はきっと俺じゃなくたって愛せるし、愛される。
誰にでも優しいから、誰もが勘違いする。お前が自分のことを好きだと。
もしかしたら俺もそうだったのかもしれないな。ただ都合よく一緒に暮らせるから。
俺を好きでいてくれるんだって。

歩きながら、泣けてきた。お前が、好きで。
でも、お前は俺のことなんか、きっと。
どうでも、いいんだよな。このまま家になんか帰りたくない。
どうせお前は、いないのに。

家に帰りつく寸前、ユノがドアから出てくるのが見えた。
もう、帰ってたんだ。なのに、すれ違いでどっかへいっちまう。
あの女のところへ行くのか。俺よりも、あんな女のほうが大事なのか。
俺は何のために帰ってきたんだ。抱きしめてくれる腕を捨ててまで、戻ってきたのに。

ユノは道路に出るなり、俺がいる方とは反対の方ばかりを見て。
その背中をじっと見つめていたら、振り向いて俺を目に、止めて。
「・・・チャンミン」
悔しくて目を、反らしたら。
「チャンミン!」
駆け寄ってきて俺を、抱きしめる。

うれしさとそのぬくもりとで涙する俺の頬を、その両手で挟んで。
「泣くな」
街灯の下、俺にキス、する。
なんだよ、これ。・・・信じられない。
唇が離れてもまだ泣いている俺を、ユノはもう一度抱きしめてから、手を引いてくれる。
「帰ろう。いつも待たせてばかりいて、ごめんな」
「あの・・・ひと、は」
「やっぱ誤解してた? 友達の彼女だよ。泣かれちゃってさ、かわいそうじゃん」
思わず立ち止まる。俺も泣いたから抱きしめただけなのかよ? 不満げな俺の顔に気付いてか。
「まったく、すぐヤキモチやくんだな、チャンミンは。早く、帰るよ」
左腕で俺の肩を抱いて、右手で俺の手を握り締めながら。

お前ってホント、ムカつくくらい俺を翻弄する、ヤツだな。


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ジャンル : アイドル・芸能

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No title

久しぶりですね。うれしいです。
よかったよぉ。キレイな体で帰ってきてくれて。
ユノヒョン、待ってたもんね。チャミ、愛されてるんだよ。
ホントは、わかってるくせに。今夜は、盛り上がりそうですね。
いつも、盛り上がってるって!?そうでした!ごちそうさまです。
ユノヒョン、たっぷり、愛してあげてくださいね。他の男に、行かないように!
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sui2618

Author:sui2618
東方神起ミンホ/ホミンBL。東方神起はふたり。ALLユノペン、ホミンペン、BUT迷彩チャミペン、エロチャミペン、ショタチャミペン。

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