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Rain Second 42

その、夜は。
もちろん激しく愛し合った。
何度抱いても、俺にはやっぱりお前しかいなくて。

ぐったりしているユノを、表に返し裏に返し。
心ゆくまで、抱き続ける。

「も・・・いいだろ」
「よくない」
「お前・・・どんだけ・・・溜まって」
「若いからな」
「・・・だからか」
「あぁ?」
「・・・浮気」
ユノが冷たい目でそう言って。
「ちっ・・・違うって、それは」
「わかってるよ」
笑いながら、俺を押しのける。

仕方なくユノの上から降りると。
安堵のため息を漏らした。
「お前は・・・いいけどなあ、俺のほうは大変なんだぞ」
「・・・すまん」
「ホントにわかってんのかよ」
鼻をつままれる。・・・今日は何言われてもしょうがない。俺が悪いんだから。
「今日はもう寝る。・・・いいな?」

そりゃそうだ。俺は挿れるほうだからいいけど。
お前の体がもたないな。

手を、つないで。心の中で精いっぱい、謝って。
口づけて。

お前と眠れる幸せ。噛みしめる、夜の中。


テーマ : 東方神起
ジャンル : アイドル・芸能

Rain Second 41

手を、つなぐ。家に連れて帰る。
お前がいてくれるだけでこんなに、幸せなんて。
思わなかった。手の先でお前が、恥ずかしそうに笑ってる。
バカだよな、俺。気づいてなかった。

コンビニに寄る。食べるものなにも、ないから。
安心したら腹減った。しばらくちゃんと食べてなかった。
「ビール、買わないのかよ」
「・・・ああ」
「何買うの?」
「コーヒー」
「じゃあ俺も」
「いい。好きなの持って来い」
ユノは俺を見て不満そうな顔をする。
「言ったろ。もうお前にあれこれ言わない。お前が好きなように」
「俺が」
ユノは怒ったように口を開く。
「・・・俺が・・・お前と同じもの飲みたいんだよ。ビールは・・・酔っぱらっちゃうけど・・・コーヒーなら」
だんだん口ごもるお前が。
ホント、かわいいなって。
かわいいし・・・好きだなって、思う。
「いちごオ・レ」
「・・・は?」
「いちごオ・レ飲むから、持って来い」
「・・・ジョーダンだろ?」
「いいから持って来い、二人分」

帰り道。月を見ながら。
寒いけどふたり、いちごオ・レ。
うえっ。甘すぎて吐きそう。だけどユノは、うれしそうな顔して。
飲んでる。俺を見て笑いながら。
「無理すんなって言ったろ?」
「飲めないことはねえよ」
「甘すぎるだろ、チャンミンには」
「・・・まあな。お前にはちょうどいいのか、これが」
「うん。だけど太るから・・・時々にする」
いい心がけだ。頭を撫でてやると。
ユノは笑う。本当に幸せそうに。

違うもん同士で、愛し合うって。
お互い新しい世界を理解し、認めるってこと、かもな。


テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

capture the angel 56

・・・で。
今日さっそく友達のところに行って練習して疲れたから帰れないかも、って。
連絡してきやがった。ソッコー電話する。

「はぁあい。なぁにぃー?」
眠そうな声。クッソかわいい・・・!
「なぁにぃ? じゃねえよ。ねみーなら家帰ってこい」
「だぁってえー、寝るでしょお? 起きてからすぐ練習するんだもん」
「何時に起きるんだよ」
「んーっと・・・、んーっと・・・。・・・わかんない」
「わかんないなら帰ってこい」
「疲れちゃったもん」
「迎えに行く。どこだ?」
「えーっとねえ・・・あ、でもいーよ! チャンミン明日も仕事でしょ?」
「明日は休みだ。休みにした。お前が心配だから」
「ええー! そんなのダメだよ、仕事しなきゃ」
「いいから言え」

いいのにぃー。ぶつぶつ言うユノをなんとか説き伏せて迎えに行く。
案の定、ユノを狙ってそうな奴が男女問わずいやがった。
「明日何時からですかぁ?」
「早いよ、泊まったらいいのに」
「そーだよ、雑魚寝なんていつもしてることじゃん」
いつも。その言葉になんかカチンとくる。・・・けど、我慢。
「いえ、やっぱり他人様にご迷惑かけられませんから。連れて帰ります」
深々と頭を下げて、もう白目むいてるユノを連れて。
タクシーで、家へ。

車内ではさっそく俺の肩にもたれてスースー寝息立ててる。
すっげ、かわいい。やべえ、ちゅーしてえな・・・。
でも運転手がいるから、ガマンガマン。手を握り締めるだけ。
珍しく汗の匂いがする。ヤッてもそこまで汗をかかないユノが、汗をかくほど練習するなんて。
ダンスしてるお前を見たら俺、また興奮するんだろうな。思いながら。

タクシーを降りて、ユノをおぶって。
死にそうな状態で階段昇ってったら。

ユノ、耳元で「ちゃんみん、ありがとぉ」って。

疲れ、ふっとんだ。そんなわけで、わりぃが。
寝ててもいい、とりあえず帰ったら1発、ヤラせてくれ。


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ジャンル : アイドル・芸能

Rain Second 40

歩き出すホジュンさんの後を追おうとして立ち上がるユノの、腕を。
つかむ。引き戻して椅子に座らせる。
「・・・ごめん。本当にごめん」
ユノは答えない。うつむいて、目にうっすら涙を浮かべてる。
「ちゃんとお前を信じる。おまえのしたいことをしていい。文句も言わない。・・・だから」
「いい」
「ユノ、頼む。俺はお前じゃなきゃ」
「だから、いいって言ってるだろ?」
「・・・え?」
意味が分からなくて、聞き返す。
ユノは俯いたまま言葉を続けた。

俺は・・・、俺は甘えたいわけじゃない。
ホジュニヒョンの、言う通りだ。ホジュニヒョンを好きになればよかった。
・・・だけど、ダメなんだ。つらいし、苦しいし、やなことだって多い。・・・だけど。
俺、チャンミンじゃなきゃダメなんだ。

ユノの言葉に、本当に傷つけたことに、改めて気づく。
「ごめん・・・な、ユノ」
「謝らなくていい」
「でも」
「悪いなんて思ってないだろ? 俺が怒ったから・・・謝ってるだけだ。本当は今だって」
ユノは俺を見つめて笑う。笑いながら涙を一筋、流して。

ホジュニヒョンにヤキモチ、焼いてんだろ。チャンミンらしいよ。
呆れてものが言えない。・・・でも。

大好きだ。優しく笑う、ユノを。
人目も気にせず、抱きしめた。


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ジャンル : 小説・文学

Rain Second 39

「なんで・・・ここに」
ユノの目は明らかに俺を責めていた。どんな目で見られても。
お前に会えるならいい。今まで、軽く考えすぎてた。
お前が俺のそばにいてくれる、奇跡を。
「彼が呼んでも来ないけど、僕が呼んだら来るってことを教えてあげたくてね」
ホジュンさんが意地悪く言う。ユノは自然にホジュンの隣に座った。不機嫌な顔で。

「ユノ、本当に・・・ごめん。俺、お前じゃなきゃダメなんだ」
ユノは鼻で笑う。首を横に振って。
目を閉じた。隣に座るホジュンさんがため息をつく。
「あなたはそうかもしれない、チャンミンさん。でも、ユノは違うみたいですよ」
ユノは何も答えなかった。
「・・・ユノ」
見つめる目を、避けて。
ユノはコーヒーをすする。甘い飲み物のほうが、好きなくせに。
奴といるときは、無理してるんじゃないか。
「なんで、そんなの飲んでるんだよ、ユノ。好きなものを飲めばいいだろ? なんで無理して・・・」
俺の言葉に。
ホジュンさんが笑った。なんで笑われているのか、わからなかった。
「あなたは本当に何もわかってないんですね」
ユノが憮然とした表情でカップを置く。

僕はこんなもの勧めたりしませんよ。僕はユノに何でも好きなことをさせる。
甘いものが飲みたければココアでも、どんなに甘いストロベリードリンクでも、好きなだけ飲ませる。
でも、ユノは。・・・無理をしてでも、好きな人に合わせたいんです。
その人がコーヒーを飲むからコーヒーを飲む。
好きでもないのに、いくつか買い込んで飲み比べまでしてる。
僕なら何も言わないで好きにさせてやるのに、小言を言われても浮気されても嫉妬で不条理に怒られても。
じっと、耐えるんですよ。かわいそうで見ていられない。
僕にしたらいいって、何度言っても聞かないんです。
僕なら、好きなだけ甘えさせてやれる。ユノが求める優しさを全部あげる。
ユノを信じて、一度も疑ったりしない。ユノが苦手なことは、文句ひとつ言わずにしてあげるのに。

・・・それでも。ユノは、その人じゃなきゃダメなんだそうです、よ。
チャンミンさん。ホジュンさんは立ち上がって伝票を持つ。
それは、俺が。言うとホジュンさんは俺の言葉を片手で制して。

最後くらい、カッコつけさせてください。・・・ユノ。
君が望むなら、ずっと、居心地のいい親友でいてあげる。



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Author:sui2618
東方神起ミンホ/ホミンBL。東方神起はふたり。ALLユノペン、ホミンペン、BUT迷彩チャミペン、エロチャミペン、ショタチャミペン。

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